ツアー
ウズベキスタンの音楽:マコム、ドゥタール、ドイラ、そして生演奏を聴ける場所
AroundCAチーム

この記事で紹介している場所: サマルカンド · ブハラ · ヒヴァ

ウズベキスタンの音楽:マコム、ドゥタール、ドイラ、そして生演奏を聴ける場所

ブハラのでは、かつて楽師たちが決まった時刻にあずまやからマコムを奏で、町の人々はその音で時を知りました。これらの組曲は今も師から弟子へ耳で伝えられています。楽譜に書けるのは骨組みだけだからです。ウズベキスタンの音楽についてまず知っておきたいのはこのことです。音楽の多くは演奏家の記憶の中に生きていて、出会うなら生演奏がいちばんです。

私たちはタシケントに住み、お客様のためにコンサートや音楽祭に合わせた夜の計画を立てています。何を聴けばよいか、舞台でどんな楽器を目にするか、どの音楽祭なら旅を組む価値があるか、そして普段の夜にウズベクの音楽をどこで聴けるかをご紹介します。

シャシュマコム:ブハラの古典組曲

とは「六つのマコム」、つまりそれぞれ独自の旋法に基づく六つの大きな組曲のことです。UNESCOは2003年にこれを無形遺産の傑作と宣言し、2008年にウズベキスタンとタジキスタンの共同で代表一覧表に記載しました。歴史的な中心地はブハラで、サマルカンドやシャフリサブズなど、この地域の古い町々で育まれました。

演奏は器楽の序奏で始まります。続いて主要な声楽部分であるナスルが、独唱または合唱により、リュート、擦弦楽器、フレームドラム、笛の伴奏で歌われます。歌詞は古典詩で、歌は低い音から始まって高い頂点へと昇り、また出発点へ戻っていくことがよくあります。あの楽師たちが演奏していた城の物語は、アルク城のガイドでどうぞ。

これは博物館の展示品ではなく、生きた伝統です。2026年6月にはナマンガンで第3回国際マコム芸術フォーラムが開かれ、83か国からのゲストが見込まれました。第1回は2018年にシャフリサブズで、第2回は2024年にで開催されています。2020年に設立されたユヌス・ラジャビの名を冠する国立音楽芸術大学では、マコムの演奏家、バフシ、カッタ・アシュラの歌い手を育てています。

カッタ・アシュラ:フェルガナ盆地の大きな歌

カッタ・アシュラは文字どおり「大きな歌」を意味し、フェルガナ盆地のもので、2009年からUNESCOのリストに記載されています。2人から5人の歌い手が歌い、即興の余地があり、テーマは恋から宇宙と自然の秩序にまで及びます。UNESCOは、歌、器楽、東洋の詩、聖なる儀礼が融合したもので、師から弟子へ受け継がれると説明しています。

盆地がルートに入っているなら、フェルガナ盆地ガイドでコーカンド、マルギラン、リシタンをご紹介しています。旅の日程に合わせてコンサートもお探しします。

バフシ:南と西の叙事詩の語り手

スルハンダリヤ州の民俗アンサンブル
スルハンダリヤ州の民俗アンサンブル

バフシが歌うのはダスタンです。神話や伝説、民話をもとにした長い叙事詩で、愛や友情、故郷への忠誠を描きます。弾いて鳴らすドンブラ、または弓で弾くの音に合わせて、すべて暗記で語られます。腕のよいバフシは言葉遊びやことわざ、即興で会場を引きつけます。UNESCOは2021年にバフシの芸術をリストに記載しました。この技は家族の中やバフシの学校で受け継がれ、19世紀からは女性のバフシも舞台に立っています。

地域ごとに独自の流派があります。最南端のスルハンダリヤ州では、シェラバード派のバフシがドンブラに合わせて歌い、州都テルメズは2019年に第1回国際バフシ芸術祭を開きました。カラカルパクスタンでは、ジラウと呼ばれる語り手が、馬の毛の弦を2本張った擦弦楽器コブズで叙事詩を語ります。2025年、UNESCOはコブズの製作と演奏の技を、緊急に保護する必要がある無形文化遺産のリストに記載しました。南部へは、まずテルメズのガイドからどうぞ。

楽器:舞台で目にするもの

ダスタルハンを囲む歌い手とドイラ奏者
ダスタルハンを囲む歌い手とドイラ奏者
  • ドゥタール。棹の長いリュートで、弦は2本。名前はペルシア語で「2本の弦」という意味です。
  • タンブール。同じく棹が長くフレットのあるリュートで、古典のアンサンブルで目にします。
  • ルバーブ。桑の木をくり抜いて作る弦楽器です。2024年、その製作と演奏の技がUNESCOのリストに加わりました。ウズベキスタン、タジキスタン、アフガニスタン、イランの共同記載です。
  • ギジャク。弓で弾く、脚の付いた擦弦楽器です。
  • ドイラ。枠の内側に金属の輪を取り付けたフレームドラムで、打つたびに輪も鳴ります。ドイラ1台で、アンサンブル全体や踊りのリズムを刻みます。
  • スルナイとカルナイ。屋外向けの組み合わせです。スルナイは音の大きいリード楽器、カルナイは長い金属製のトランペットで、結婚式や祝日、音楽祭の開幕で鳴り響きます。

旅を組む価値がある音楽祭

シャルク・タロナラリ(サマルカンド)。1997年に始まった国際音楽祭で、2年に一度、8月末に開かれます。長年その舞台はのの間に設けられていましたが、2024年8月26日から30日の第13回は町はずれの「エターナル・シティ」複合施設に移り、約80か国から出演者が集まりました。各回の日程は主催者が事前に発表し、私たちは旅の計画の際に確認します。広場そのものについてはレギスタン広場のガイドをご覧ください。

国際バフシ芸術祭。開催地は国内を巡ります。2019年はテルメズ、2021年はヌクス、そして第4回は2025年4月26日から28日にヒヴァで開かれ、40か国以上から約200人の参加者がに集まりました。

ブハラのドイラ。2026年10月、に面したクケルダシュ・マドラサで、フレームドラムの祭典「ブホロ・ドイラ・サドラリ」が開かれ、州内各地のドイラの名手やアンサンブルが出演しました。詳しくは私たちのニュースをどうぞ。

ヒヴァの。ホラズムの舞踊は2019年からUNESCOのリストに記載され、その国際フェスティバルは2年に一度ヒヴァに戻ってきます。これを含む各イベントの日程は、ウズベキスタンのお祭りカレンダーにまとめています。

普段の夜に生演奏を聴ける場所

サマルカンドのフォークロアショー:民族衣装でのペアダンス
サマルカンドのフォークロアショー:民族衣装でのペアダンス

音楽祭は日程次第ですが、音楽の夜はもっと簡単に見つかります。タシケントでは劇場、コンサートホール、フィルハーモニーがクラシック、民俗音楽、マコムの公演を行っており、私たちはご出発前に旅の日程に合わせて公演予定を確認します。

ブハラでは、ハイシーズンの4月から6月と8月から10月、リャビ・ハウズに面したマドラサの中庭で毎晩フォークロアショーが開かれます。ブハラ、ホラズム、フェルガナ盆地の踊りを生演奏で見せ、演目の合間には衣装のショーもあります。ブハラの夜の多くはもともとこの広場から始まります。リャビ・ハウズのガイドをご覧ください。

サマルカンドでは、音楽のほうからお客様のもとへ伺います。私たちのグループ向けフォークロアショーは30分、出演者9人で、夕食や夜のイベントに追加できます。水がめの踊り、の踊り、婚礼の儀式、の踊り、ホラズムのラズギなどが含まれます。お祝いごとがありますか?サマルカンドのバースデーツアーは、マドラサの中庭またはキャラバンサライでの祝宴で締めくくられ、生演奏と踊りが付きます。

実用的なヒント

  • 夜は空けておく。コンサートやフォークロアショーは夜に始まるので、名所は午前と午後に見学しましょう。
  • 音楽祭を軸にルートを組む。音楽祭の日程は数週間前にしか発表されないことがよくあります。前日に到着し、予備日を1日とっておきましょう。
  • 近くで撮影する前にひと声かける。出演者はショーでのカメラに慣れていますが、先にひと言あれば喜ばれます。
  • 定番ルートに音楽を加える。私たちの8日間の定番ツアーはサマルカンド、ブハラ、ヒヴァを巡ります。どの夜にもコンサートやフォークロアショーを加えられます。

まとめ

  • ブハラの古典組曲シャシュマコムは2008年から、カッタ・アシュラは2009年から、バフシの芸術は2021年からUNESCOのリストに記載されています。
  • 知っておきたい楽器:ドゥタール、タンブール、ルバーブ、ギジャク、ドイラ、そして屋外ではスルナイとカルナイ。
  • サマルカンドのシャルク・タロナラリは2年に一度、8月末に開催。バフシ芸術祭は町から町へ移ります。
  • 普段の夜なら:シーズン中のブハラのフォークロアショー、タシケントの公演予定、そしてサマルカンドの私たちのフォークロアショー。

すべて私たちが手配します

私たちはタシケントの旅行会社です。この記事の内容を、ご希望の日程でガイド・移動・宿泊付きの旅にします。お問い合わせは一度、担当者は一人、お支払いは行程確定後です。

旅を相談する → パッケージツアー サマルカンドの現地サービス

このテーマの関連記事

パッケージツアー

ご自身の目で見られるツアーはこちらです。

あなたに合うツアーを探す → サマルカンドへのツアー一覧(32件) → ブハラへのツアー一覧(27件) → ヒヴァへのツアー一覧(18件) →

ご希望の旅行が見つかりませんでしたか?

ご希望をお聞かせください。担当者が24時間以内にルートと料金をご提案します。

安心してご依頼いただける理由

アレクサンドラクセニア担当スタッフ: アレクサンドラ, クセニア · チーム →

すべての書類と会社情報 →