
マンギスタウのツアー:ボズジラ、トリシュ、ウスチュルト台地を巡る8日間
2026年2月、The Telegraphは一生に一度は見たい砂漠を10か所選びました。その一つがボズジラです。ご存じですか? ウスチュルト台地の巨大な石の「矢」は狩りの罠だった ウスチュルト台地の崖沿いには、アランと呼ばれる低い石垣が矢や三角形、星の形に延びています。サイガやガゼルは壁を越えずに沿って走るため、狩人は群れを囲いへ追い込みました。青銅器時代から使われてきました。 詳しく見る →台地にある白いチョークの塔が並ぶ谷で、アクタウから約300 km離れています。展望ポイントまで舗装道路はなく、4×4車で向かいます。いちばん美しい光は早朝と夕方なので、現地で泊まるのがこの旅のいちばんよい形です。
私たちはタシケントのツアーオペレーターで、ウスチュルトは見慣れた土地です。同じ台地がカラカルパクスタンではご存じですか? アラル海の一部は戻りつつある 2005年、シルダリヤの水を北アラル海にとどめる全長12kmのコカラル堤防が完成しました。水位は予想より早く上がり、塩分も下がって、魚と漁業が戻ってきています。 詳しく見る →まで続いています。カザフスタン側のマンギスタウでは、台地はより高く、より白く、より人けがありません。私たちのマンギスタウのツアーは、4×4車とドライバーガイド付きで、砂漠での3泊を含む8日間でここを巡ります。
マンギスタウはどこにあり、どう行くのか
マンギスタウはカスピ海に面したカザフスタンの州で、州都アクタウは港町です。州の大部分はウスチュルト台地で、カスピ海とアラル海の間に広がる約200,000 km²の砂漠を、カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの3か国が分け合っています。台地の縁はどこも切り立った断崖で終わり、地元では「チンク」と呼ばれています。
旅はご存じですか? アルマトイ近郊の野生リンゴはリンゴの祖先 アルマトイ近くの天山山脈の麓には、野生リンゴ(マルス・シエウェルシー)の森が広がります。2010年のDNA研究で、私たちが食べるリンゴの主な祖先だと確かめられました。町の名はカザフ語の「アルマ(リンゴ)」に結びつけて語られます。 詳しく見る →から始まります。国内線で国土を横断してアクタウへ向かいます。2024年以降、カザフスタン全土は単一のタイムゾーン(UTC+5)なので、時計を合わせ直す必要はありません。航空券は最新の運航スケジュールに合わせて当社が手配し、それに合わせて行程の初日と最終日を組みます。
トリシュとシェルカラ:石の球と獅子の城

砂漠の初日はアクタウから北へ向かいます。シェトペ村の近くに、球の谷とも呼ばれるトリシュの谷があります。石の正体はコンクリーションです。古代の海底で核のまわりに層を重ねて育った岩が、のちに柔らかい岩から洗い出されたものです。ビー玉ほどのものから車ほどのものまであり、大半は直径3〜4メートルです。
近くには、高さ332メートルの孤立した山、シェルカラがそびえています。名前はペルシア語の「獅子の城」に由来します。ある方向から見るとユルトのように、別の方向から見るとスフィンクスのように見えます。夕方にはコゲズの民族村に着き、夕食をとってユルトに泊まります。
同じ日には、石灰岩の斜面に掘られたモスク、シャクパク・アタにも立ち寄ります。カザフスタンで最も古いモスクの一つです。2026年7月、「マンギスタウの岩窟モスクと関連する聖地」を構成する5つの複合遺跡の一つとして、ユネスコ世界遺産に登録されました。私たちは歴史遺産として訪れ、服装や振る舞いについてはガイドがご案内します。
トゥズバイルとボズジラ:台地での2泊

トゥズバイルでは、台地の白い断崖が干上がった塩湖へと落ち込み、岩には天然のアーチが立っています。表面が乾いていれば塩原の上を歩けます。雨のあとはドライバーガイドが別のルートを選ぶため、決まった日に塩原へ行けるとはお約束していません。
ボズジラはこの旅のいちばんの目的です。中段の台地と、ドライバーたちがドレッドノートと呼ぶ岩棚から谷を眺め、岩の中にはアンモナイトの渦巻きも見つかります。写真に収めたら、化石はそのままの場所に残してください。翌日は、チョークの層で赤い縞模様になったボクトゥ山と、白、ピンク、黄土色の帯から地元で「ティラミス」と呼ばれるクズルクプの丘を訪れます。
ウスチュルトでの2泊はどちらもテントです。設備は簡素で、いちばん近い村も遠く離れています。その代わり、夜空には街の明かりがほとんどありません。夕食はキャンプで調理します。キャンプに何が用意されていて何を持参すべきかは、出発前にお伝えします。
カラギエ:海面下132メートル

カスピ海へ戻る道ではセネクの砂丘を越え、カラギエの縁に立ち寄ります。長さ約40 km、幅約10 kmのカルスト地形の低地で、最も低い地点は海面下132メートル、カザフスタンでも中央アジアでも最も低い場所です。その後アクタウで1泊し、海辺の街並みと集合住宅の屋上にある灯台を見てから、アルマトイへ戻ります。
いつ行くか、何を手配するか
マンギスタウの旅は4〜5月と9〜10月に組んでいます。夏の台地は非常に暑く、日陰がほとんどありません。冬は寒くて風が強く、キャンプもその季節向けではありません。
- 砂漠の4日間はドライバーガイド付きの4×4車、アクタウとアルマトイではドライバー付きの車。
- 宿泊はアクタウのホテル、コゲズのユルト、台地でのテント2泊、アルマトイのホテル。
- 毎日の朝食に加え、砂漠の日はキャンプで調理する昼食と夕食。
- 台地では携帯電話の電波が弱いか、長い区間でまったく届きません。ドライバーガイドが当社チームと連絡を取り続けます。
- 飲み水はボトルウォーターにしてください。台地には店がないため、砂漠に入る前にアクタウで物資を購入します。
カザフスタンは多くの国の国民を入国の条件はお持ちのパスポートによって異なります。入国後は滞在先ごとに3日以内の登録が必要ですが、ホテルが代わりに行います。税関と滞在登録のルールはガイド記事をご覧ください。 詳しく見る →なしで受け入れており、ご予約前にお客様のパスポートでの入国条件を確認します。料金は日程、人数、フライトによって変わるため、お問い合わせに応じてお見積りします。
マンギスタウとウズベキスタンを一度の旅で
アルマトイからタシケントまでは飛行機で約1時間半なので、マンギスタウはウズベキスタンと組み合わせやすい旅先です。砂漠を目当てにするなら、ウズベキスタン側のウスチュルトも加えてみてください。カラカルパクスタンとホラズムの城塞ツアーや、ヌクス発のアラル海への旅があります。もっと広く計画するなら、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスのどれを選ぶかと、私たちの中央アジアの旅ガイドをご覧ください。
まとめ
- マンギスタウはカスピ海に面したカザフスタンの州で、大部分はウスチュルト台地です。アルマトイからアクタウへの空路で向かいます。
- アクタウから約300 kmのボズジラは、The Telegraphの2026年版「一生に一度は見たい砂漠10選」に選ばれました。現地へは4×4車で向かいます。
- トリシュの石の球は直径3〜4メートル、シェルカラの高さは332メートル、カラギエは海面下132メートルです。
- シャクパク・アタを含むマンギスタウの岩窟モスクは、2026年7月にユネスコ世界遺産に登録されました。
- おすすめは4〜5月か9〜10月です。8日間のプライベートツアーには砂漠での3泊が含まれ、料金はお問い合わせください。
© 写真
- The white pinnacles of the Bozzhyra valley from the viewpoint, Mangystau, Kazakhstan — Максат79 / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0
- The mesa of Sherkala above the desert plain, Mangystau, Kazakhstan — Ashina / Wikimedia Commons · CC BY-SA 3.0
- A chalk arch in the white cliffs above the Tuzbair salt flat, Mangystau, Kazakhstan — Astrobond / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0
- The Karagiye depression, 132 m below sea level, Mangystau, Kazakhstan — Thermokarst / Wikimedia Commons · CC BY-SA 3.0



